SDGs とは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」です。グローバルな諸課題(貧困・環境問題・差別・経済成長・人権問題など)の解決を目指し、2030年までに達成すべき目標が立てられました。
本ページでは、東亜外業のSDGsへの取り組みをご紹介いたします。
森林組合とのパートナー協定
奈良県と三重県の県境に位置する「御杖村(みつえむら)」に東亜外業の保有する森林があります。
東亜外業では、現地の「御杖村森林組合」と1998年から今日までパートナー協定を結び、連携しながら保有森林の保安・整備、活用を進めています。
東亜外業の取り組みに関連する主なSDGs
SDGs17の目標のうち、東亜外業では以下の項目を道しるべとして森林の利活用に取り組んでいます。
取り組みの歴史
2015年、国連サミットでSDGsが採択されてから、さまざまな国・企業や個人が2030年の目標達成に向けて取り組みを行っています。東亜外業のSDGsへの取り組み、つまり森林保全活動は、1998年に御杖村森林組合とのパートナー協定を結んだことから始まっています。
広大な土地
東亜外業の保有する森林の面積は御杖村全体のおよそ10分の1にあたります。その面積は約750ha(公簿面積)、東京ドーム160個以上の広さにあたります。また、山林を含めた奈良公園全体と比較しても、その広さは同等以上(1.14倍)。広さだけで考えると、奈良公園の代名詞・鹿たちが1200頭以上も生息できるとも考えられます。
水源かん養保安林
森林の機能のひとつに水源の「かん養機能」があります。森林に降った雨を土の中に吸収して蓄えながら、時間をかけてきれいな水を川へ送り出してくれます。ダムのように、下流の流量を調節して洪水を緩和したり、各種用水の確保に役立ってくれます。
特にこの機能が期待される森林は、農林水産大臣または都道府県知事によって「水源かん養保安林」に指定されます。東亜外業の森の多くは、この「水源かん養保安林」に指定されています。
森林整備
森林そのものが健全でないと、水源の「かん養機能」は発揮されません。
東亜外業の森のほとんどは人工林であり、木の成長に合わせた間伐(間引き)等の手入れを必要とします。
込み合い過ぎた森林では木々が充分な光を受けられず、育成不良となり、やがて枯れてしまいます。一方、適切なタイミングで間伐(間引き)を行い森林に空間をつくってあげると、木々が多くの光を取り込めるようになります。たっぷりな光を受けた森林は、地面にしっかりと根を張って保水能力に優れた健全な木々に育ちます。
「水源かん養保安林」に指定されているエリアでは、水源のかん養機能を確保するため、立木の伐採制限や植栽の義務があります。東亜外業の森も、法で決められた基準に基づいて森林整備を行っています。